2009/8/23〜8/27まで5人パーティ(内3人は岩の経験なし)で槍ケ岳北鎌尾根を登った。 夜走りで上高地に入り、槍沢ロッジで1泊、翌日水俣乗越を越えて千丈沢を下り、北鎌沢右俣に入る。 ここで水を4.5L補給、ザックの重さは16Kgを超えただろう。 明日、明後日と天気予報は晴なので、1Lの予備を見込んだ。
ガレ場の登りは暑く、きつく気力で登る感じ。 ようやく稜線にでて、木の根や低潅木を掴みながら、天狗の腰掛へ、ここは3人用テント1張り、2人用テント1張りのスペースがあったのでここで幕営。 必死の思いで持って上がった高級ウィスキーとツマミで乾杯。白馬岳、野口五郎岳、水晶岳、笠岳、大天井岳、蝶ガ岳と北アルプスの山々を見ながらの夕食は最高の贅沢。 手の届きそうな満天の星空の下で就寝。
翌朝は気温4度、テントは霜でバリバリに凍っていた。 テントを乾かすため、出発を30分遅らせて、6時出発。 まずは独標を目指す。山渓の記事通り固定ロープがあり、難なく通過、独標の頂上に立って稜線沿いに下る。
P13ではちょっと心配だったので、ロープを出す。 踏跡をたどると稜線を外れるので、時々稜線に戻って、歩きにくいガレ場や岩場を行く。
大槍が段々迫り、これ登れるの? という感じになる。 リーダはルートを探しながら高度を稼ぐ。 遭難プレートの傍を通り、名高きチムニーに出る。
山渓の記事通りチョックストーンがあり、今にも落ちそうなので右側を登ることにする。 ここも心配だったので、ロープで確保した。
ここを過ぎると頂上は目の前、祠の所へ出ると、登山者から拍手を頂いた。 2年越しの完登で感激もひとしおだった。
ここを登るには気力、体力、ルートファインディング能力プラス天候が必要と感じた。 なおクライミングの経験があればロープは使わなくても済むが、なにかの時のために持参すべきだろう。
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